のびのび?ゆるゆる?ニュージーランドの小学校

こんにちは Joyful Dad です。
今日のお題はニュージーランドの小学校についてです。
渡航前からこっちの学校は非常にのびのびしていると聞いて、「ストレスフルな日本の教育に比べて何と素晴らしい!」と思っていたんですが、実際に娘が小学校に通うようになってから考えが変わりました。今回は小学校の様子と、学校について思うことを書きます。

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授業の科目

娘によると Reading, Writing, Math, Science的な授業, Arts (Craft, Music など), Physical Education などがあるらしいです。日本で言う教科書というものが存在しないので、先生が作った教材か、本やインターネットから探してきたものをプリントして生徒に教えているようです。Physical Education には専門の先生がいるようです。最近では学校所有のラップトップで Google Classroom を使った授業もしているようで、生徒各自が自分のアカウントを持っていてウェブサーフィンやメールなんかもできるそうです。
個人的には、小学生にインターネットを使った授業を行う場合は教育者の目が十分に行き届く範囲で、ITリテラシーも一緒に教える必要があると考えているので、まだ早いと思います。
生徒のパスワードは担任の先生が管理しているようですが、娘の学校ではパスワードの一覧表を机の上に置きっぱなしにして、生徒が見放題の状態だったそうです。案の定、イタズラチルドレンが勝手に他の生徒のアカウントでログインして勝手にメールは送るは、背景画像は変えられるはで大変だったそうです。

時間割

月曜日にどのクラスが何をするかというレベルの大雑把な時間割があるようです。Arts や Physical Education は専用の教室やフィールドを使うので、各クラスの利用時間が重ならないようにするためのものだと思います。授業の時間は午前9時から午後3時まで。その間にランチタイムを含めた2回の休み時間が入ります。ランチタイムといっても日本のようにクラスで机を並べて食べるわけではなく、各自好きなところで持参したお弁当を食べたり、好きなことをして過ごすようです。

School Holiday

1年4学期制で各学期の間に休みが入ります。学期間のお休みをこっちでは School Holiday というんですが、2017年のスケジュールは下記の様になっています。

◆1学期◆ 1月30日(遅くとも2月7日) から 4月13日
〇学期間休み1〇 4月14日 から 4月30日 [約2週間]
◆2学期◆ 5月1日 から 7月7日
〇学期間休み2〇 7月8日 から 7月23日 [約2週間]
◆3学期◆ 7月24日 から 9月29日
〇学期間休み3〇 9月30日 から 10月15日 [約2週間]
◆4学期◆ 10月16日 から 12月20日
〇学期間休み4〇 12月21日 から 2018年1月28日(最長で2月6日まで)[約6週間]

参考:https://www.govt.nz/browse/education/school-and-college/2017-school-holidays/

土日休みに加えて年間12週間も休みがあります。日数にすると170日くらいでしょうか。日本の学校は年間休日が140日くらいなので、ニュージーランドの小学校は30日も多く休日があることになります!自分がこっちの小学校に通っていたら、毎日遊びに遊んで勉強なんてちっともしないだろうなと思います。

宿題

毎週1週間分の宿題が出されます。娘の学校では主に Reading, Writing そして、Mathleticsというインターネット上でゲーム感覚で算数の勉強ができるサービスで一定以上のポイントを獲得するという宿題がでます。このMathletics、子供に算数への興味を持たせる意味では成功していると思います。できたら興味の先にある算数教育の基礎を担任の先生にしてもらいたいんですが…。

参考:[Mathletics] http://nz.mathletics.com/

担任の先生との面談

定期的に15分程度の面談があり、そのときに子供の勉強の進み具合、良い点、注意する点、心配事などを話します。こっちが気になっていることも相談できます。

イベントなど

子供達が習った歌やダンスや楽器の発表会が頻繁にあります。あとはクラスごとにテストで高得点を取ったり、勉強を頑張った子供達をステージに呼んで表彰するイベントなどもあります。こんな風に勉強・スポーツ・芸術・ちょっとした親切でも、とにかく子供達の良いところを褒めて自信をつけさせることは良い取り組みだなと思います。あとは Sleep Over といって泊まり込みでどこかに出かけるイベントもあります。

その他

教育に関する考え方が日本とは根本的に違うなと思いました。特に日本では学校に任せておけば平均的に勉強できるようになりますが、ニュージーランドではできない子には無理にさせない、放っておく、好きなことをさせるシステムらしいので、勉強が得意な子とそうでない子の差はドンドンとひらいていきます。子供の成績は、親がどれだけ子供の教育に熱心かで大きく変わるようです。
ニュージーランドらしいなと思ったのは、先生も風邪でしっかり休むこと。それも年に何度か休みます。日本だったら先生が休むのって大きな病気や怪我か産休ぐらいしか記憶が無いんですが、こっちでは休むのは労働者の権利なのでしっかり休みます。
担任が休んだら授業どうするのかっていうと、他の先生が代役に来てくれます。休んだ先生が代役の先生に何か指示を出していたらそれをベースに授業が行われますが、指示が無ければ授業の内容は代役の先生に任されます。娘の担任の先生が休んだときには、代役のおじいちゃん先生がやってきて手品を見せてくれたそうです。
代役の先生がいなかった場合はどうするかというと、なんと生徒の親や保護者がボランティアでやって来ます。特に何かを教えるわけではなく、子供達の世話をするんだそうです。

ニュージーランドの学校について思うこと

良いところもいっぱいあるんですが、日本のような指導要領が無く、先生が自由に教える内容を決めて良いというのが非常に不安です。特に算数について。日本では足し算、引き算、掛け算、割り算、分数、少数などを基礎を固め、理解を深めながら順に進めていきますが、ニュージーランドでは授業の進め方は先生に任されているので体系だっていません。昨日は足し算を教えていたかと思えば、今日は割り算をやっていたり。かと思えば、また足し算に戻ったり、割合が突然現れたり。基礎が固まらないうちからどんどんと新しいことをさせ、ついていけない子へのフォローは無く、置いてけぼりです。日本にいるときは気付かなかったのですが、小中学校における詰込み式の教育というのは非常によく出来ているんだと思い知りました。
教師の数を増やすために政府が予算を出すというニュースがあったと奥様に聞いたんですが、数を増やすまえにニュージーランド流の指導要領と教材の作成と、教師の質の向上を優先させた方が良いと思います。
こんなところで、本日はここまで。
それでは、また!

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